審美治療コラム

歯医者での治療といえば、虫歯や歯肉炎などで痛みを感じたり、怪我などで歯が抜けてしまったり……そういったときに行うというイメージが強いのではないでしょうか。
歯の治療に関しては痛みや怖さが先行してしまい、歯科医院にはできるだけ行きたくないという方が多いかもしれません。
近頃は、歯の治療に関して「審美歯科」という言葉が知られてきています。
歯の治療や機能的な面の回復ばかりではなく、その見た目にも配慮した治療が「審美歯科」です。
 
■人にも見られる部分だからこそ重視したい美的な側面
例えば人の前で笑顔を見せたり、はきはきとしゃべったりするとき、歯は自然と口元から見えるものですよね。
また口を閉じていて直接歯が見えるわけではないときでも、歯は口元の見た目に大きく影響しています。
歯全体が口内でしっかり噛み合わされていることで口元が引き締まり、全体が綺麗に見えるという効果があるんです。
 
歯の健康は身体全体の健康につながるということは有名ですが、健康ばかりではなく見た目の美しさ、美的側面においても歯の状態の良さはとても重要な比重を占めているのです。
ですから、本来歯の治療をする上では、痛みなどの症状を改善するとともに、その見た目にも配慮することが必要です。痛みがなくなり、食事や発音をする上では問題がなくなったとしても、歯の見た目が変わってしまうとどうしても人の目が気になり会話を楽しめませんよね。
治療した部分を気にしすぎると自然と噛み合わせも悪くなり、お顔や表情にもそれがあらわれてしまいます。
 
「審美歯科」は、歯の機能的な側面だけではなく美的な側面もカバーして総合的に治療していくことを指します。
機能だけ、見た目の美しさだけではなく、その両方を満たしてこそ真の歯科治療といえるでしょう。
 
■美しさを保てるセラミック
審美歯科において、歯の白さや美しさをキープするために使われる素材がセラミックです。
インプラント治療においても、人工歯の部分はセラミックで作られた物を使用しています。
 
セラミックは、元々自然な白さを持っている他、長期間使用していても変色したり錆びたりするリスクが少なく、歯はもちろん歯茎部分の色素沈着も防げるとても優れた素材です。
また見た目の美しさばかりではなく機能性にも優れていて、耐久性の面でも安心度が高いのも大きなメリットです。
失ってしまった歯をカバーする治療の中で、セラミックの人工歯を利用できるのはインプラント治療のみです。
インプラントであれば、機能性が良いのはもちろん、見た目の面でも元々の歯と変わらない美しさをキープすることができます。
入れ歯やブリッジなどの治療と比べた場合、インプラントはこれらの点について大きくリードしているということができますね。
 
■機能的側面・美的側面、どちらの問題もクリアできるインプラント
たとえ1本だけであっても歯を失ってしまうと、機能的な意味でも美しさの面でも、その影響は計り知れません。
どこか1本の歯が欠けてしまうだけで、噛み合わせた際に対応していたもう一方の歯が伸びてきてしまい、全体の噛み合わせが悪くなってしまいます。
しっかり噛み合うことで上手く削れていたのが、対応する歯を失うことでバランスが崩れてしまうのですね。
 
また失った歯の良サイドの歯も、急に空いたスペースに倒れ込んでしまい斜めになっていきます。こうなると矯正して生え方を整えるしかありません。
たった1本歯がなくなるだけでこれだけの影響があります。
さらにこういった状況ですのでどうしても物を噛む側が偏るようになり、左右どちらか一方の負担が増えていきます。
結果として、状態が良かった側の歯の状態も悪くなっていってしまうのです。
そしてこれらの歯の状態は、表情や口元の様子にももちろん影響します。
たとえ抜けたのが奥の歯で、普通にしていればわからない部分だとしても、徐々に顔全体の印象が変わっていきます。
インプラント治療は、失った歯を取り戻すだけではなく、こうした美的側面の問題もしっかり解決できる治療法です。
 
インプラント治療では、入れ歯やブリッジとは異なり、失った部分の顎の骨に直接人工の歯を取り付けることになります。
その分治療に時間はかかってしまいますが、治療が完了した後の安定感は他の治療法とは段違いです。
先ほどご説明した通り、入れ歯やブリッジとは異なりインプラントではセラミックの人工歯を使いますので、見た目はもちろん機能的側面の問題も解消することができます。
入れ歯ではしっかり噛めず固いものが食べられなくなることも多いですが、インプラントならそういった心配はいりません。
好きなものを好きなだけ食べられるようになるのです。
噛み合わせについても計算して人工歯を取り付けますので、上下の噛み合わせも良くなり、歯を失ったことによる口元や表情への影響もなくなります。
人工歯自体の見た目も自然な白さで綺麗ですので、例えば前歯をインプラントにしたとしても全く問題ありません。
人の目を気にすることなく自然におしゃべりを楽しみ、笑顔で人と接することができるのです。
 
機能性と美的側面の問題を一挙に解決できるインプラントは、歯を失った方にとってあらゆる意味でメリットの多い治療法といえます。
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かつて「芸能人は歯が命」という歯磨き粉のコマーシャルが、話題になったことがありました。
あのコマーシャルの効果は絶大で、当初1年分と予想していた30万本の歯磨き粉が、わずか1週間で完売したということです。
それまで日本人の意識になかった歯の美しさというものを、あのコマーシャルは教えてくれました。歯は丈夫で虫歯がないのが一番、という歯に対する意識を変えてくれたのです。
それ以降、芸能人の専売特許だった歯のホワイトニングが、一般の人たちにも普及し始めました。

審美歯科治療は保険適用外
審美歯科とは、その名の通り、見た目の美しさを重視した歯科治療のことです。
審美歯科の治療は、保険適用外の自由診療になります。
健康保険適用診療は、すべての国民が、生きていくために必要な医療・治療を平等に受けることができるための制度なので、一般的な保険適用の歯科治療は、治療法や使用する材料、薬などに制限があり、歯の機能を回復させることだけが目的の、最低限の治療になってしまいます。
見た目の美しさにこだわって治療をしようとすると、保険適用範囲内では不可能になり、自由診療、つまり自費診療になるのです。

審美歯科の役割
審美歯科治療には、歯を白くすることが目的の治療法や、歯並び・噛み合わせをきれいに整える治療法、なくなった歯を人工の歯で補う治療法など、いくつかの治療法があります。
審美歯科の世界は、どんどん進歩しています。人間の体全体の健康に影響する大切な歯を強くして、口元をより自然にきれいに見せて、快適な食生活を送ることができるようにするという審美歯科は、長寿社会に生きる私たちにとって、今後ますます大切な役割を担うことになるでしょう。

審美歯科治療法の種類
審美歯科治療をいくつか紹介します。

・ホワイトニング治療
美しい白い歯にするための方法が、ホワイトニング治療です。毎日ちゃんと歯を磨いても真っ白い歯にするのは、不可能です。多くの人の歯は、やや黄ばんだ色をしています。
それを白くするためにホワイトニング用のジェルを歯に塗って、少しずつ漂白していきます。
当医院では自宅で行うホームホワイトニングがあります。
歯は一度白くしても、元の色に戻ろうとする働きがあり、この色戻りを防ぐためには、ホームホワイトニングが効果的です。
自宅でホワイトニングをすることにより、徐々に白い歯になっていきます。

・オールセラミッククラウン治療
差し歯ともいわれる治療法ですが、変色したり歯ぐきが黒ずんだり劣化したりする保険適用の被せものと違って、セラミック製のクラウン(被せもの)を使用するので、いつまでも劣化することなく、天然の歯と同じように自然できれいな仕上がりになります。 この治療法は、歯の周囲を削ってセラミッククラウンを被せます。歯並びや歯の形もきれいに整えることができます。

・ラミネートベニア治療
歯の表面だけを薄く削って、セラミック製の薄いシートを貼り付ける、前歯に施す方法です。
全体の歯並びを整えるには適切な方法ではありませんが、前歯のすき間を埋めたり、ホワイトニング効果が出にくい歯を白くしたりするために行います。
削る量が少ないので麻酔も必要なく、仕上がりもきれいになります。

・メタルボンド治療
金属のフレームにセラミックを焼き付けたクラウンを被せる治療法です。虫歯などでかなり削った歯に被せます。耐久性が強い金属製なので、強く噛みしめる奥歯に使用します。
デメリットとして、長い間には歯ぐきが痩せてきて金属部分が見えるようになることがあります。また、金属アレルギーの方は、この治療法はできません。

・セラミックインレー治療
セラミック製の詰めものを詰める治療法で、虫歯治療をした奥歯に行います。白いので、口を開けた時に金属が見えるのはイヤだという方には、適しています。
正しい治療法を行うことで、噛み合わせが良くなり、金属アレルギーの方も安心して治療ができます。

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「歯の形が悪くて口を笑う時に気になる」
「色が変色してしまった」

などなど、自分の歯に対する悩みを密かに抱いている方は多いのではないでしょうか?
自分の歯が白く美しく、歯並びも綺麗だったら、自分に自信が持てますよね。
もし、思いきって歯科医院に通って治療するのであれば、審美的により綺麗な仕上がりで安全なものを期待するのはとても自然なことです。
歯を治療する時、歯に詰め物をしたいり、何かをかぶせたりするわけですが、その材質を何にするかで機能的にはもちろん見た目も大きく変わってきます。
機能的にも審美的にも優れている「セラミック」を使う方法が注目されています。


●セラミックとは?

セラミックとは陶器のことで、メタルセラミックのような金属を一切使わずに陶器のみで作ったかぶせものや詰め物のことを「オールセラミック」といいます。
オールセラミックの治療方法としては、土台となる「フレーム」とそれにかぶせる表面部分がすべてセラミックの「オールセラミッククラウン」、セラミックだけで作られた詰め物(インレー)をさす「オールセラミックインレー」などがあります。


●オールセラミックの特長

・ 見た目がキレイ!
セラミックの最大の特徴は、なんといっても見た目が本物の歯のようにキレイなこと。
鏡をのぞけばお分かりいただけると思いますが、元から生えている歯はよく見ると全部が真っ白であるわけではありません。
歯茎に近い部分と歯の先端は微妙に色が異なり、先端の部分は少し透明がかっています。
オールセラミックなら、他の素材に比べて自然の歯のような色調と透明性を実現することができるのです。

・カラダにやさしい
歯に金属をかぶせたり、詰めたりすることがありますが、金属が溶け出していって体内に蓄積され結果、金属アレルギーが発症する恐れがあります。
セラミックはアレルギーの心配のないカラダに優しい素材なので、安心して使うことができます。

・耐久性に優れている
「セラミックって要はお茶わんだから割れちゃったりするんでしょ?」と心配する方がいるかもしれませんが、セラミックは非常に丈夫な素材です。
金属やプラスチックのように劣化することはありません。
また、色が変わりにくいことも特長で、素材自体はもちろん、金属を使用した際に起こる歯茎の変色もありません。


●オールセラミックのデメリット

機能的にも審美的にも優れているオールセラミックですが、治療が保険診療の対象となりませんので、自費診療になります。
とはいうものの、優れた点が非常に大きいので、もしオールセラミックで歯の治療をしたいのなら、まずは、かかりつけの歯科医に納得のいくまで相談することをおすすめします。

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誰もが憧れるキラリと光る白い歯。
それだけで女性でも男性でも魅力がアップすることは間違いないでしょう。
「歯を白くしてほしい」と相談される方はたくさんいますが、歯の「ホワイトニング」と「クリーニング」について混同している方が多いようです。
ここでは歯の「クリーニング」について説明します。

歯の「クリーニング」とは文字通り歯のお掃除のことです。
ちなみに「ホワイトニング」は漂白です。
歯には、通常の歯磨きではとれない汚れがついているので、放っておくと虫歯や歯周病の原因になる歯石や歯垢がついてしまいます。
歯の基本的なクリーニングでは、「スケーラー」という先端がとがった器具を使って歯と歯茎の間の歯垢や歯石を取り除いていきます。
これをやるだけでかなりすっきりしますし、「こんなに歯茎の間に歯石があったのか」と驚かれる方もいらっしゃるでしょう。
さらにつやを出したい方は「PMTC」(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)がおすすめです。
歯垢だけでなく、たばこのヤニやステインも取り除くことができます。
「PMTC」では、研磨剤と専用のブラシを使って歯を磨いたあと、デンタルフロスなどを使って歯と歯の間をお掃除します。
その後、虫歯になりにくくしてくれるフッ素を塗布して完了です。
定期的に歯のクリーニングをすることは、虫歯や歯周病予防の非常に有効な手段です。
ぜひ日々の生活に取り入れてみてください。

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「あれ、毎日は磨いてるのになんでこんなに黄色くなってるんだろう」なんて思ったことがある人は多いのではないでしょうか。
白く美しい歯は誰にとっても憧れ。逆にどんなに歯並びがいい美人さんでも歯が黄ばんでいたらがっかりしますよね。
ではなぜ歯は変色してしまうのでしょうか?
その主な理由について説明しましょう。

①色素
色の濃い飲み物や食べ物を好む方は、歯に色素(ステイン)が付きやすくなります。
これは、飲食物の色素なのですが、一度ついてしまうと、普通のブラッシングでは落ちません。
色素がつきやすいものとしてはコーヒー、紅茶、緑茶、赤ワイン、コーラ、ココアなどの飲料のほか、カレーライスやケチャップ、合成着色料を使った食品が代表的。
たばこや葉巻も着色の原因になります。

②加齢
人間は年をとるとカラダが全体的に老化していきます。
歯も例外ではありません。歯の象牙質はもともと黄色なのですが、加齢とともにその色が濃くなります。
そして日々のブラッシングや咬耗などで、象牙質を覆うエナメル質が薄くなり、象牙質の色が透けて見えてきてしまうのです。

これら2つが原因の場合は、歯のクリーニングやホワイトニングできれいにすることができます。

③神経がない
虫歯が原因で「神経をとる」のはよく聞きますね。
本人が気づかないうちに歯の神経が死んでしまうこともあります。
そういった歯は、特に「神経が死んでしまった歯」は時間がたつにつれて内側から黒ずんでいきます。
この場合は、オールセラミックやメタルボンドなどのかぶせ物をする治療が必要になります。

変色の理由がわかれば、治療方法も変わってきます。
必要以上に強くブラッシングする前に、まずはかかりつけの歯科医に相談してみましょう。

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